これは90歳Nさんの口癖です。Nさんの訪問の時間は私にとって学びだらけで。なぜか、、、それを今日はお話したいと思います。

 高齢になると出来ない事は増える一方で、膝や腰の痛みもあり行動範囲も狭くなってきます。料理や掃除も洗濯物を干すのも休み休みで時間がかかります。目も耳の機能も落ちて、好きだった読書や友人とのおしゃべり、手先を使う手芸や書道なども億劫になってくるようです。Nさんも同じように年を重ねています。でもNさんは出来ない事を愚痴るのではなく、そんな今の自分の状況を楽しめる人なのです。好きだった旅行にはもう行けないけれど、私の友人が旅をしたアブダビの写真を見せると「わー素敵」と歓声を上げ目を輝かせます。そして、その地をスマホで調べて空想の度に出掛けるのです。幼い頃自宅の蔵には沢山の本があり、1日中読書をして過ごしたと、好きな本の話しを聞かせてくれます。絵画にも詳しくて海外の美術館を巡った話は楽しくて、それらの絵をこの目で見てみたいと思わせてくれます。日々の生活でも、梅干しを作る作業や草むしりなど、「昔のようにスイスイと出来なけど、工夫してやるのが楽しいのー。」と満面の笑み!

 勿論私達が訪問しているのですから、とても具合の悪い時もありました。でもその事でさえ、「どうやったら良くなるか考えるのが楽しいの。それに皆が集まって助けてくれて、それが嬉しいから辛いのは忘れちゃの。」と、、、

 もう天晴ですよね。取り戻せない若さを嘆くのではなく、今を全力で楽しむ事の大切さを教えてくれます。そんな刺激があるから、訪問看護は辞められないんです。体力気力記憶力の低下は怖いし、皺やたるみも気になるー(笑) 

 そんなわけで、秋ももまだまだ暑さに油断せず、今日もとことこ訪問行っています!

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訪問看護ステーションとことこ

住所:栃木県足利市山下町876-2

電話番号:0284-64-8773

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